一時停止規制のある車とその左または右の道路から直進してきた自転車の事故の過失割合（信号機のない交差点）

一時停止規制のある車は、交差点に入る前に一時停止をし、かつ、交差道路を通行する車（自転車を含みます）の通行妨害をしてはなりません（道路交通法第43条）。
そのため、基本の過失割合は「自転車：車＝10%：90%」となります。
ただし、上の各質問のような個別の事情があると、過失割合は変化することがあります。

実際の裁判例としては、東京地方裁判所の平成27年4月28日判決があります。
事故現場は、駅前ロータリー付近の交差点の横断歩道上でした。周囲には商店が多数存在しており、本件交差点の角にもビルが建っていて、見通しが悪い状況でした。
車は、本件交差点の手前に一時停止の規制があったにもかかわらず、一時停止せずに時速約18kmで本件横断歩道に進入しました。
自転車は、車の左の道路の自転車通行可の歩道から、本件横断歩道に進入したところ、右から車が進入してきたため、急ブレーキを掛け、転倒しました。
判決では、自転車：車＝10%：90%と判断されました。

上で表示される数値（％）は、各種法律文献を参考にして検討されたものであり、おおよその目安です。示談するときは事前に弁護士にご相談ください。
詳しくは自転車と車の事故の過失割合の数値（％）の根拠をご覧ください。

一時停止規制のある車は、交差点に入る前に一時停止をし、かつ、交差道路を通行する車（自転車を含みます）の通行妨害をしてはなりません（道路交通法第43条）。
そのため、基本の過失割合は「自転車：車＝10%：90%」となります。
ただし、上の各質問のような個別の事情があると、過失割合は変化することがあります。

上で表示される数値（％）は、各種法律文献を参考にして検討されたものであり、おおよその目安です。示談するときは事前に弁護士にご相談ください。
詳しくは自転車と車の事故の過失割合の数値（％）の根拠をご覧ください。

一時停止規制のある車は、交差点に入る前に一時停止をし、かつ、交差道路を通行する車（自転車を含みます）の通行妨害をしてはなりません（道路交通法第43条）。
そのため、基本の過失割合は「自転車：車＝10%：90%」となります。

ただし、上の各質問のような個別の事情があると、過失割合は変化することがあります。
たとえば、自転車を運転していた人は12歳以下又は65歳以上であった場合、自転車の過失割合が小さくなります。

上で表示される数値（％）は、各種法律文献を参考にして検討されたものであり、おおよその目安です。示談するときは事前に弁護士にご相談ください。
詳しくは自転車と車の事故の過失割合の数値（％）の根拠をご覧ください。

道路交通法第43条
「車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前（道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前）で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第三十六条第二項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。」

一時停止規制のある車は、交差点に入る前に一時停止をし、かつ、交差道路を通行する車（自転車を含みます）の通行妨害をしてはなりません（道路交通法第43条）。
そのため、基本の過失割合は「自転車：車＝10%：90%」となります。

ただし、上の各質問のような個別の事情があると、過失割合は変化することがあります。
たとえば、自転車が明らかに先に交差点に入った場合、自転車の過失割合が大きくなります。

上で表示される数値（％）は、各種法律文献を参考にして検討されたものであり、おおよその目安です。示談するときは事前に弁護士にご相談ください。
詳しくは自転車と車の事故の過失割合の数値（％）の根拠をご覧ください。