交通事故の後遺障害等級【何級か調べる】質問に答えていくだけ

質問に答えていくと、後遺障害等級が何級か調べられます。一度回答したボタンを再度クリックするとその質問に戻れます。

後遺障害等級が認定されるまでの流れ・手続き・認定基準などを知りたい方はこちら

また、後遺障害等級を正しく認定してもらう方法を知りたい方はこちら

ここからは、

後遺障害等級って何？

等級によって金額がどれくらい変わるの？

という疑問に分かりやすくお答えします！

後遺障害等級というのは、交通事故のケガで後遺症が残った場合に、保険会社から通知される等級のことです。

このような書面で、保険会社から通知が届くんですね。

赤線部分のように等級が書いてあります。

等級は全部で16段階あります。

まず、介護が必要な後遺症は、別表1の1級か2級になります。

そして、介護を必要としない後遺症は、別表2の1級から14級になります。

上の表に書いてあるのは、ほんの一例です。

他にも、多くの種類の後遺症があり、このように症状の重さに応じて何級というふうに等級が決められています。

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なお、等級が認定されない場合、つまり、後遺障害と認められない場合は、等級非該当（とうきゅう ひがいとう）と通知されます。

等級が認定されるか、認定されるとしても何級が認定されるかで、受け取れる金額が大きく変わります。

なぜなら、等級が認定されると、後遺症慰謝料、後遺症逸失利益、将来の介護費用といったお金が支払われることになるからです。

そして、これらのお金は、等級によって金額が変わるからです。

まず、後遺症慰謝料というのは、被害者に後遺症が残ったことを加害者がお詫びするためのお金です。

弁護士基準だと、こちらの金額になります。

たとえば、

両眼の失明の1級は2800万円

片方の足首の動かせる範囲が50%以下の後遺症10級は550万円

片方の足首の動かせる範囲が75%以下の後遺症12級は290万円

後遺症が残ることを説明できるムチウチ14級は110万円

です。

次に、後遺症逸失利益ですが、これは、後遺症が仕事に影響して稼ぎにくくなったお金です。

これも保険会社に請求できます。

後遺症逸失利益の金額は、等級だけでなく、年齢や年収などによって変わります。

たとえば、40歳の会社員で年収が500万円の日本人の場合、後遺症逸失利益は、弁護士基準だと、次のようになります。

たとえば、

両眼の失明の1級は9163万5000円

片方の足首の動かせる範囲が50%以下の後遺症10級は2474万1450円

片方の足首の動かせる範囲が75%以下の後遺症12級は1282万8900円

後遺症が残ることを説明できるムチウチ14級は114万4925円

です。

また、主に別表一の1級や2級の場合ですが、介護が必要な後遺症であれば、将来の介護費用を請求できます。

施設で介護するのか、職業介護人を雇うのかなどによりますが、何千万円、ケースによっては億を超える金額になることもあります。

このように、後遺障害等級によって、受け取れる金額が違ってきます。

そのため、後遺障害等級が認定されるか、また、何級が認定されるかが、とても重要なんですね。

こちらから、あなたの後遺障害等級が何級か調べることができます。

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眼・耳・鼻・口

神経（高次脳機能障害、麻痺、ムチウチ、てんかん、痛みなど）

内臓

体幹骨（背骨、鎖骨、ろく骨、けんこう骨、骨盤骨、胸骨）

上肢・下肢（腕や足）

醜状（傷あと、やけど、陥没、耳・鼻・まつげの欠損など）

典型的でない後遺症

後遺症が複数ある場合

事故前に既往症があった場合